JDK - Windows Installer Clean Up ユーティリティによる強制アンインストール

失敗

皆さん、Java SE Development Kit (以下 JDK) のインストール or アンインストールに失敗し、再インストールに苦労した経験はありませんか? 今回は、JDK の入れ替え失敗についてのレポートです。

Windows Installer Clean UP Application は動作を停止しました
図1 Windows Installer Clean UP の起動失敗

図1 Windows Installer Clean UP の起動失敗

JDK を最新版に入れ替えるため、既存の JDK 本体および付属の JRE、Java DB のアンインストールを行いました。

ところが、Java DB がどうしても削除できません。「Gathering required in formation..」の段階でフリーズし、一切応答しなくなってしまいます。 ここでフリーズするとなると、レジストリ情報などに不整合がありそうです。 そこで、Windows Installer Clean Up ユーティリティを使用して、Java DB のアプリケーション情報を削除することにしました。

しかし、今度は Windows Installer Clean Up ユーティリティが正常に起動に失敗してしまいます (図1)。 Windows XP のころは、問題なく起動できた Windows Installer Clean Up ですが、いったいどうして?

環境

このレポートは、以下の環境について記述したものです。

OS Windows Vista Ultimate SP2
Office Microsoft Office 2007
Windows Installer Clean Up msicuu2
JDK (アンインストール対象) Java SE Development Kit 6 Update 16
  • Java 6 Update 16 (JDK 付属の JRE)
  • Java DB 10.4.2.1 (JDK 付属のDB、旧名:Apache Derby)
JDK (インストール対象) Java SE Development Kit 6 Update 18
  • Java 6 Update 18
  • Java DB 10.5.3.0

原因

デフォルトの IME が「Microsoft Office IME 2007」
図2 IME が「Microsoft Office IME 2007」

図2  IME が「Microsoft Office IME 2007」

Windows Installer Clean Up ユーティリティが起動できなかったのは、デフォルトの IME が「Microsoft Office IME 2007」になっているためでした。 正常に動作させるには、「Micorosoft IME」に切り替えなければなりません。

解決策

まず、IME の設定を変更し、Windows Installer Clean Up ユーティリティを動作可能にさせます。 このユーティリティを使って、問題となっている Java DB のアプリケーション情報を削除します。 その後、Java DB のプログラム本体を手動で削除します。 最後に、JDK をインストールして完了です。

(1) IME の設定変更

Windows Installer Clean Up ユーティリティを使うには、デフォルトの IME を「Microsoft IME」に変更する必要があります。 以下に、その手順を示します。

「入力言語の追加」ダイアログ
図3 「入力言語の追加」ダイアログ

図3  「入力言語の追加」ダイアログ
  1. 言語バーを右クリックして、コンテキストメニューの「設定」をクリックします。
  2. 「テキスト サービスと入力言語」ダイアログの「追加」ボタンをクリックします。
  3. 「入力言語の追加」ダイアログの「Microsoft IME」チェックボックスにチェックを入れ、「OK」ボタンをクリックします (図3) 。
  4. 「テキスト サービスと入力言語」ダイアログの「既定の言語」を「日本語 (日本) - Microsoft IME」に変更し、「OK」ボタンをクリックします。

(2) アプリケーション情報の削除

アプリケーション情報の削除
図3 アプリケーション情報の削除

図3  アプリケーション情報の削除

スタートメニューから「すべてのプログラム」-「Windows Installer Clean Up」をクリックし、Windows Installer Clean Up を起動します。

「Installed Products」から問題となっているプログラム (本稿では Java DB) を選択し、「Remove」ボタンをクリックします (図3:再インストール時にキャプチャしたため、Java DB のバージョンが環境で提示した内容と異なります)。

(3) プログラム本体の削除

(2) の作業で Java DB のアプリケーション情報は削除したものの、プログラム本体は削除されておりません。 エクスプローラから Java DB のインストールフォルダ (Windows 版のデフォルトは C:\Program Files\Sun\JavaDB) を削除します。

(4) JDK のインストール

JDK インストール完了
図4 JDK インストール完了

図4 JDK インストール完了

JDK のインストーラを起動し、JDK および付属の JRE、Java DB が正常に動作することを確認します (図4) 。

参考サイト

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作成日:2010/02/15
更新日:2010/02/15